こんにちは
夫婦カウンセラーの平沢 藍です
まだ独身の頃、結婚に憧れや希望を持っていたあの頃
あなたは結婚相手との未来に、どんな夢を持っていたでしょうか
特別じゃなくていい
平凡でもいいから、お互いが支え合い
笑顔の絶えない暖かな家庭を築きたい
そして、いつか子供も生まれ家族が増える喜び
考えただけで、未来は希望で輝いていましたね
結婚する時に交わした
「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」
この誓いに、夫もあなたも
『はい、誓います』
と、共に答えた筈なのに
今の夫に、かつての優しさも倫理観のカケラも見つける事など出来ません
時間と共に環境も変化した事で、夫は変わったのでしょうか?
それとも、夫が言うように
夫が不倫した原因は妻にあるとでも言うのでしょうか?
夫婦とは、全く違う環境で育った他人同士が戸籍を共にして「夫婦」となる訳ですから
夫だけでは無く
妻にだって、我慢している事は少なくありません
それは夫との関係もですが、嫁姑、親戚、金銭面、子育てに関しても
結婚してからの、あなたにのしかかる責任や環境の変化は想像以上です
でも、だからと言って
優しさや温もりを夫以外の男性に求めますか?
『夫が子供ばかりで、私をないがしろにするから』
『夫が私を理解してくれないから』
『夫が仕事ばかりだから寂しくて』
『この家には、私の居場所がない』
『そもそも結婚した事が間違いでした』
もし、あなたが不倫したとして、こんな理由を夫に並べるでしょうか
いいえ、こんなバカらしい言い訳など
情け無くて口に出す事さえ思い付かない筈です
しかし、この言い訳は
確かに夫の口から出た不倫の言い訳です
家族を裏切ったら、誰が傷付き
何を失うのか
そんな当たり前の事すら想像出来ず、自分の責任を妻になすりつける
年齢だけ重ねた子供以下の夫と
そこに巣食う、下半身の欲と金銭欲に長けた不倫相手のバカ女の作った
バカらしくて情け無い不倫の言い訳に
妻であるあなたが
『夫が不倫したのは、確かに寂しかったからだと思います』
『夫の言う様に、私にも不倫の責任があります』
『だからこそ、私に出来る事は居心地の良い家庭を作って夫を待つ事なんです』
『いつか夫は、私の気持ちに気付いて戻ってくれると信じています』
などと、見当違いの期待と反省をするのだとしたら
それは、不倫相手のバカ女が最高に喜ぶシナリオなのだと気付かなくてはなりません
夫婦を何とかする為にエネルギーを使うのは素晴らしい事ですが
だからこそ、その使い方を間違えてしまっては、自信も希望も生きる力さえ
自分自身が削りながら生きていると言う事に目を向けるべきです
夫の不倫で眠れず食べれず笑えないあなたが、今すべき事は
孤独の中、1人で考え、答えを見つけようとする自問自答のアリ地獄から這い上がる事です
そして、自分は決して間違っていないのだと心から実感して、生きる力を蓄える事です
そこからが、夫の不倫からも自分の弱さからも逃げずに、あなたがあなたらしくプライドを持って生きる始まりとなるのです
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