感情をコントロールして客観的に判断できる自分を作る

公開日 2017年5月22日 最終更新日 2020年6月12日

日頃、相談者とお話していますと

落ち着いて!!

と言いたくなる場面が多々あります

 

・不倫発覚後、弱っている状態が続いていて
『私が悪いから夫は不倫したんですよね…』
などとネガティブな思考になり
負のループにハマって抜けられない

・不倫が続き、どんどん変わっていく
夫を見て、『私が何とかしなきゃ!』と
様々なブログなどを読み漁り
わかった気持ちになって、人の話を
聞き入れない

・不倫の対処を始めて
行動もいくつか起こしてきて
強さを取り戻しつつあるので
感情高ぶるままに、次々と行動しようとする

・夫からの兵糧攻めが始まり
焦りや不安から、パニックになる

・不倫の影響から
子どもに何かしらの良くない
反応が出てしまい、動揺したり
守るべき親なのに自分が弱り落ち込んでしまう

 

いくつか挙げましたが
扱っているのは不倫問題ですが
これら、全て
相談者自身の問題
であることに気づきます

いろいろな感情があるから
人間なのですが、その感情が過度に
高まってしまうことが
往々にしてありますよね

とくに不倫問題は
酷く感情を傷つけられる問題ですから
余計にそうなってしまいがちです

その感情の高まりが
勇気や自信になって
何かを成し遂げられるなど
良い方向に作用すれば良いのですが
そればかりではありません

ネガティブ思考に陥ってしまい
自分を責め続けてしまったり
うまく事が運ばないことを
人のせいにしたり
客観的に物事を見極める力を
欠いてしまったりと
悪い方向に作用してしまうこともあります

 

例えば、不倫問題ではありませんが
私が友人から聞いた話です

友人から借金50万円の連帯保証人に
なってくれと頼み込まれた人が
『その友人に対して恩義もあるし
特別な事情があるのだろう
万が一、何かあっても
自分の貯金でなんとかなる
私が助けてあげなくては!』と
連帯保証人を受け入れてしまいました

その後、友人に逃げられて
自分が返済しなければならなくなった
50万だったはずの借金が
500万になっていたので
どうにもならなくなり
転職して朝から夜まで仕事を
掛け持つことになってしまった

 

これは極端な事例ですが
普通なら、ちょっと冷静に考えれば
わかることが、自分の感情によって
冷静さを欠いてしまったケースだと思います

 

少し冷静になり
落ち着いて考えれば分かることも
見えなくなってしまったり
頑なに受け入れない自分に
なってしまうのです

本来の自分なら
していなかったようなことまで
してしまう怖さがあります

勢いから起こした行動や
間違った捉え方をして
後々、自分を苦しめることに
なりかねません

自分の感情が高まってしまった時ほど
努めて冷静になる意識が大切です

自分一人では
心や頭の整理が難しいなら
カウンセラーと一緒に考えて
感情を出すときと抑えるときの
コントロールができる
自分作りをしていきましょう

 

 

 

 

日~土 10時~18時
15分ですが、あなたのお悩みを真剣にお伺いします

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カウンセリング中でつながらない時は、
申し訳ございませんが、時間を置いてかけなおしてください

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